【睡眠効率という考え方とは!?】長く眠っても疲れが取れない人は、睡眠効率が悪いのかもしれません!

眠っても眠っても疲れがとれない・・・
そんな人は自分の睡眠を振り返ってみると、ベッドの上で眠れていない時間が長くはありませんか?
今回は「睡眠効率」という考え方を紹介したいと思います!

長い時間眠っても疲れが取れない?

長い時間眠っても疲れが取れないという方は、まずは長い時間本当に眠っているのかを振り返ってみてください。
実は本当に眠っているのではなく、ベッドの中に長くいる時間が長いことが眠っても疲れが取れないと感じる原因かもしれません。

実際に睡眠した時間を算出してみる!

ベッドにいる時間ではなく、実際の睡眠時間が大切になります。また、寝ようと思ってベッドに入ってから、実際に寝るまでの時間と、起きた後にベッドから出るまでの時間を算出して、実際にどれくらいの割合睡眠しているのかを計算で算出するのが「睡眠効率」と呼ばれるものです。

睡眠時間=ベッドにいる時間

と思っている方は多いと思います。そのような方は睡眠効率の計算をしてみましょう。

睡眠効率=実際に眠った時間÷ベッドの上にいた時間

例えば22時にベッドに入り、23時に眠りにつきました。朝は6時に起き、すぐにベッドから出た場合
睡眠効率は、7時間(23時-6時)÷8時間(22時-6時)=87.5%

この睡眠効率は85%が合格点と言われています。ベッドにいた時間ではなく、睡眠効率という考え方を覚えておきましょう。

ベッドに長くいると不眠に繋がる?

実は不眠症状のある方には、この睡眠効率が悪いという特徴があります。
一度ベッドに入ってから眠りにつけないという経験をしてしまい、その後それが繰り返されてしまうと、脳がベッドについてからすぐには眠らないような学習をしてしまいます。

実際に不眠治療の中で、睡眠効率が悪い方には、睡眠時間を減らすように指示をし、ベッドの上にいる時間を短くすることで睡眠効率を高めるという方法があります。この睡眠効率が良いほど睡眠の質は良いといえるでしょう。
ただし、ベッドに入ってから数秒で眠りにつけるという方は、睡眠不足の可能性も十分にあります。
寝落ちのように早く寝すぎてしまう人も睡眠不足の可能性を疑い、日中の生活を見直してみましょう。

まとめ

・睡眠効率=睡眠時間÷寝床にいた時間
・ベッドにいた時間よりも睡眠効率に着目することが大切。
・すぐに寝落ちする場合は睡眠不足の可能性に注意。

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