プレゼンティーイズムとは何か?
プレゼンティーイズムとは従業員が心や体の不調を抱えながら
仕事をしている状態を表す言葉です。
睡眠不足で眠たい状態や、頭がぼーっとしている状態
身体の痛みやメンタルヘルスの不調も含まれています。
このようにプレゼンティーイズムが低下した状態で業務を行なえば
普段は起こらないようなヒューマンエラーによるトラブルや
生産性の低下を招いてしまう可能性があります。

プレゼンティーイズムとアブセンティーズム
このプレゼンティーイズムは生産性の指標としてよく用いられますが
体調不良などで遅刻や欠勤、長期休職で仕事が行えない状態を
アブセンティーイズムといいます。
アブセンティーイズムにより従業員が仕事を休むことで
企業単位で見た時のパフォーマンスは低下していまします。
プレゼンティーイズムによる損失
プレゼンティーイズムは作業効率や生産性が低下している状態で仕事をするということは
ヒューマンエラーによるケアレスミスがいつ起こってもおかしくないリスクがあり
企業全体で見ても悪影響を及ぼすことが考えられます。

(N=3,429) | 平均(円) | 割合(%) |
2014年度医療費 | 11,392 | 15.7 |
労災給付金 | 6,870 | 0.9 |
傷病手当金支給額 | 7,328 | 1.0 |
アブセンティーイズム(アンケート) | 31,778 | 4.4 |
相対的プレゼンティーイズム | 564,963 | 77.9 |
合計 | 724,868 | 100 |
厚労省が発表している健康関連の総コストの推計データによると
1人あたりのプレゼンティーイズムによる損失額は
約60万円になるという試算があります。
プレゼンティーイズムの低下は見えづらい
前述したアブセンティーズムに関しては欠勤日数で可視化することが可能です。
明確なアブセンティーズムに対して、プレゼンティーイズムは客観的な
指標をとることがなかなか難しいです。
しかしプレゼンティーイズムを可視化しないまま
低下を放置し続けてしまうと、そこから欠勤につながってしまうことや
離職などにつながってしまうことも考えられます。
プレゼンティーイズムは可視化に加えて
低下して企業全体が損失を被る前に対策を打つ必要があります。

「Nemielu」をプレゼンティーイズム低下の対策に活用
Nemieluで眠気や覚醒水準から睡眠にアプローチすることで
プレゼンティーイズムの低下を未然に防ぐことができます。
Nemieluで防げるのは睡眠不足によるプレゼンティーイズムの低下が
一番大きな割合を占めていますが、睡眠不足はとても恐ろしく
徐々に蓄積されてしまうことや、自覚症状があまり顕著に出ず
日中の主観的な眠気も「慣れ」によって感じにくくなってしまうことがあります。

このような隠れた睡眠不足をしっかりと可視化し
企業単位で対策を施してあげることは睡眠不足の社員にとってもよいことです。
見えづらい睡眠不足に対してサポートを充実させることが
睡眠不足で生じるプレゼンティーイズムの低下を防ぐことができます。