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日中の眠気の原因が「身体の状態・姿勢」が原因の可能性があります。

同じ姿勢で長い時間経過していませんか?特に座った状態で長い時間作業をしていたり運転をしていると眠気を感じてしまうことがあります。
ここでは座りすぎが眠気に繋がる理由に加えて、他の危険性も併せて説明します。

血行不良

座っている時間が長いと血行不良に陥ってしまいます。座った状態では股関節周りの欠陥が圧迫され血流が悪くなってしまいます。すると脳の血流量にも影響してしまい、単純に脳機能の低下を招いてしまいます。それを眠気と感じている可能性もあります。

デスクワークを行なっている方は首や肩の周辺の筋肉が硬くなってしまい、それが血流の低下の原因となっている可能性があります。脳に血流がいかなければ機能低下を招いてしまいます。

ミッドウエスタン大学の1クラスで募集して行なった54人の学部生を対象にした研究では、教室での座っている時間が眠気の増大と関連していたと方向されています。

座りすぎは眠気以外にも

座っている時間が長い人は眠気以外にも他の悪影響もあります。
例えば座りすぎで筋力の低下が考えられます。年齢を重ねるごとに立つのが億劫になってくるかと思いますが、結果的にそれがさらに筋力の衰えを促進させ、さらに立つことを億劫にさせてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

座っている状態だと股関節周りの欠陥が圧迫され、血流が悪くなり心臓に戻る血液が滞ってしまうと血栓ができやすくなってしまい「エコノミークラス症候群」を引き起こしてしまう可能性があります。

簡単にできる対策を

上記のことを全て意識できていれば、集中している中でもこまめに立つことや、歩くことで対策を行うことができます。
また血流を促進させる観点からであれば、座った状態でも首や肩を大きく回すことで筋肉の緊張を解くことが期待でき、それによる血行不良や眠気を抑制することができるかもしれません。

集中をして業務を行なうことももちろん大切ですが、日中に眠気を強く感じた時に座りすぎている環境でしたら、立つことを増やしたり、血流を促進させる動きなどを加えてみましょう。

参考文献

Uninterrupted Classroom Sitting is Associated with Increased Discomfort and Sleepiness Among College Students(Katie R. Hosteng,1 Alison Phillips Reichter,1 Jacob E. Simmering,2 and Lucas J. Carr1,*Author information Article notes Copyright and License information Disclaimer)

「座り過ぎ」は脳に悪影響を与えるのか?(https://newsphere.jp/culture/20170825-1/)

寿命を縮める座りすぎの恐怖第432回(2020.11.15)(https://hicbc.com/tv/genki/archive/201115/)