【眠りを変えるデジタルデトックスの効果!】筆者が体験した実際に得られた効果を解説!

朝はスマホのアラームで起床し、起きてからSNSをチェック。メッセージを返してから、スマホで時間を確認すると家を出る時間まで時間がない。音楽を流しながらささっと朝食を済ませる。アプリでニュースを軽く確認してから、いざ出勤!

とある社会人の平日朝を文字起こししてみましたが、この行動の中にいくつ「スマホ」が登場したでしょうか?アラームからSNS、そして音楽まで、今や便利さを極めたスマートフォンはどんなことにも欠かせません。

しかしそのスマートフォンは便利な反面、悪影響を及ぼしていることをご存知でしょうか?「スマホ依存症」という言葉に聞き馴染みがある方は多いと思いますが、依存症とまではいかなくとも、多くの阿多がスマホを手放せない生活を余儀なくされています。そこでデジタルデトックスという一定期間デジタルデバイスから距離を置くことを取り入れてみることをお勧めします。

今回はなぜデジタルデトックスを始めようとしたのか、そのきっかけと実際の体験、その後の効果を筆者の感想も含めてご紹介します。

デジタルデトックスとは

まずは冒頭で軽く説明した「デジタルデトックス」とは何かを説明します。

デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。

DIGITAL DETOX JAPAN デジタルデトックスとは https://digitaldetox.jp/digitaldetox/

デジタルデバイスは便利な一方過度な使用はストレスに繋がります。一定期間デジタルデバイスとの距離を置くことをデジタルデトックスと定義しますが、それには以下のような効果があるといわれています。

気持ちがすっきりする

睡眠の質が良くなる

想像力が高まる

五感が冴える

目の疲れが取れる

ストレスが減る

ひらめきが良くなる

幸せな気持ちがになれる

頭(脳)の疲れが取れる

安心感が増す

DIGITAL DETOX JAPAN デジタルデトックスとは https://digitaldetox.jp/digitaldetox/

上記はデジタルデトックスを推奨することや、デジタルデトックスのアドバイザー養成講座などを運営している一般社団法人日本デジタルデトックス協会のサイトから引用した文章です。

上記の引用だと抽象的な部分が多いので、よりかみ砕いて睡眠にフォーカスをすると、以下のような効果が得られるという仮説が立てられます。

デジタルデトックスにより・・・

  • 就寝前のスマホが無くなり、睡眠ホルモンの分泌が正常になるため、不眠が起こりづらい
  • SNSなど就寝時に気にすることが減るため、不眠や寝付けないことを防止できる
  • スマホの使用を控えることにより時間が増え、睡眠時間の増加に繋がる
  • ストレスの軽減により、自律神経調整機能が整い、スムーズな入眠が期待できる

といったことなどが考えられます。

なぜデジタルデトックスをしようと思ったのか

なぜ筆者がデジタルデトックスをしようと思ったのかには下記のような理由があります。

  • 本来やるべきことをする時間があまりとれていない
  • 事あるごとにスマートフォンを探している現状に気づいた
  • 目の疲れが気になるようになった

特に一つ目の、本来やるべきことをする時間があまりとれていないという部分が大きく、付随して二つ目と三つ目と気になり始めました。

中には時間がとれていないとなると睡眠時間を削ってしまう方が非常に多い印象がありますが、それは決してプラスな影響を及ぼしません。目を向けるべきは”他に何か無駄な時間を使っていないか”ということです。それがスマートフォンだと気づき、デジタルデトックスをしようと思いました。

実際行なったこと、起きた現象

実際行なったデジタルデトックス

デジタルデトックスの期間は丸1日行ないました。前日の夜の使用を最後に起床から就寝まで、スマートフォン・タブレット・パソコンの電源をOFFにして過ごしました。翌日の起床まで一切利用をせずにどのような効果があるのかを検証しました。

スマホのアラームは通常の目覚まし時計を利用したり、普段動画配信サービスを利用している時間などは読書等の時間に当てました。

実際に起きた現象

  • 睡眠時間が少し延びた
  • 何もしていない時間が浮き彫りになった
  • ふとした瞬間にスマホを探す仕草が浮き彫りになった
  • 想起力を必要とする機会にスマホに頼ってしまう癖を見つけた

感じた効果

睡眠時間が少し延びた

これは今までデジタルデバイスの利用に多くの時間を取られていたという裏付けになります。もちろん決められた時間でデジタルデバイスの利用ができるのであれば良いですが、筆者の場合、ゆっくりしている時間に動画配信サービスにて動画を視聴することが多く、動画のキリの良いところで使用をやめるとなると、どうしても時間が無駄になっていました。

「〇〇しながら動画視聴」という使い方も良くしていましたが、その場合〇〇を終えてからも動画を見てしまっていることが多いことに気づきました。

何もしていない時間が浮き彫りになった

元々このデジタルデトックスをしようと思ったきっかけが、冒頭にもありますように、本来やるべきことをする時間があまりとれていないということでしたので、何もしていない時間が浮き彫りになったことで、その時間にタスクをこなすことが可能だと判明しました。つまり、本来ならタスクを行える時間をスマホに奪われてしまっていたのです。

ふとした瞬間にスマホを探す仕草が浮き彫りになった

移動中や休憩の合間など、ふとした時にスマホを探す動作を行なっていることに気づきました。普段であればポケットになければどこかに置いているか探しますが、デジタルデトックス期間中は、ポケットを探している時にスマホを使わないことに気づき、無意識にスマホを手にしてしまっていた癖を見つめなおすいい機会になりました。

想起力を必要とする機会にスマホに頼ってしまう癖を見つけた

何かを思い出すときや考えるときに、すぐにスマホを手にしてしまうという癖も見つけるきっかけになりました。どのようなこともすぐに調べれば情報がわかるという便利になった反面、スマホ依存や想起力の欠如に繋がってしまうというデメリットも浮き彫りになりました。

この想起力を鍛えることあは脳を整える効果的なトレーニングでもあり、安易なネット検索は脳の機能を低下させてしまうとも考えられます。脳科学者の茂木健一郎先生は、デジタルデトックスに対して下記のように述べています。

ヒマさえあればスマホをいじってしまう人は、デジタルデトックスをした方がいいでしょう。グーグルがマインドフルネスを社員研修に取り入れたのは、社員たちに時間の空白を与えて、デジタルデトックスする重要性を熟知している証拠に違いありません。

茂木健一郎 PRESIDENT 2022.2.18号「忘れない勉強法大全」

すぐにネット検索をしないことは、脳の中の思い出すための回路が強化されていき、脳のトレーニングにも繋がります。

他の体験者の声

デジタルデトックスを実践し始めてから感じた効果は、睡眠の質が高くなったことです。その結果、仕事への集中力も高まりました。

【ホームズ】スマホと少し距離を置く。私の簡単デジタルデトックス体験談 https://www.homes.co.jp/life/cl-column/cm-know_how/22070/

編集長:ちなみに話しているときに「あれ」「あのひと」「あそこ」の連呼だったね。まぁ驚くほど単語が出てこなくて。いつもならすぐスマホで調べられるけどそれができない。その状況が面白くなってずっと笑ってたな。

C:こういう時に、スマホに依存していたんだな~って実感しますよね。

Wi-Fi Column「デジタルデトックス」を実践してみた ~Wi-Fiコラム編集部体験レポ https://www.ntt-bp.net/column/blog/2021/08/post-55.html

睡眠の質という観点ですと、冒頭で説明したような効果が考えられます。それに加えてスマホに使っていた時間を睡眠時間に費やすことができたとすると、睡眠の質が上がったといえるでしょう。

また、デジタルデトックスをすると、スマホに依存していたということも実感が出来ることが多いと考えられます。

まとめ

・デジタルデトックスは無意識にスマホに奪われていた時間に気づかせてくれる。
・今まで無駄にしてきた時間を睡眠に当てることができれば、睡眠時間を増やすことができる。
・デジタルデトックスにより、夜間のスマホやパソコンの使用が無くなると、正常に睡眠ホルモンの分泌が期待でき、寝つきの悪さなど睡眠問題が解消できる可能性がある。

筆者より一言

筆者:デジタルデトックス、本当におススメです!スマホを一度手放して失った時間を取り戻してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人に関してはこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です